ペット総合学科アクアリウム分野担当の宮下です。
学校でお客様を迎え入れるエントランスに、水槽を立ち上げてから、毎日の魚の観察が日課になっています。
生き物の飼育のコツはズバリ『観察』にあります。
観察を毎日当たり前のようにしていると、魚の様子や設備に異常がないか1日に3回以上確認しなければ不安になるようになってしまいました。
そんな日々の中で、魚にも個性があることに気が付きます。
仲間と仲良く寄り添って泳ぐ魚、一人が大好きで気の強い魚、ご飯が食べたくて毎回近寄ってくる魚。
いろいろな個性を持った魚たちに愛着が湧き愛おしい存在になるのです。
観察のポイントは水槽に近づいて魚の体をしっかり見る事。
ヒレは傷ついていないか、白い点々(寄生虫)がないか。
そして餌を与えると時に食いつきは良いか、しっかりと食べているか等見なければならないことは多いですが毎日やっていると数秒で状態を把握することができます。
毎日観察をして、健康管理をしっかりしてあげましょう。
初めて水槽を作るには、ある程度の知識や費用が必要になりますが簡単に始めることもできます。
「やってみたい」、「興味がある」、そんな些細な好奇心から始めてみませんか?
必ず飼い主に癒しを与えてくれることでしょう。