こんにちは。学生課の古本です。
先日、動物看護実習室にわんちゃんとねこちゃんが集められていました。
わんちゃん・ねこちゃんを飼い主様から預かって、診察台へ乗せるまでの動きを1年生たちにやってもらおうというのです。
簡単そうに思われるかもしれませんが、動物病院となるとなかなか一筋縄ではいきません。
というのも、普段とは異なる空間・診察台の高さ・過去の経験など…動物を不安にさせる要素がてんこ盛り。
中には警戒して、気が立ってしまう子も。
そうした動物をしっかりと抱えて診察台へ乗せるのは、簡単ではありません。
先生からポイントとなる言葉や行動を教わったら、まずは班に分かれてどう動くかを考えることに。
ぬいぐるみをクレートに入れて、飼い主役と看護師役に分かれてシミュレーション。
1年生の補助に入ってくれたのは、先輩の2年生です。
クレートからの出し方、抱え方以外にも「説明をしないと、飼い主様が不安になりますよ」といった応対など、どこを改善すべきかを具体的に指示してくれていました。
続いて、わんちゃん・ねこちゃんに協力してもらって実践。
ぬいぐるみでは上手くできていたのですが…
本物のわんちゃん・ねこちゃんはクレートから出てきてくれなかったり、手をすり抜けたり。
ですが、「次はこうしよう」、「もう一回やってみよう」と工夫している様子が見られました。
学生にも付き合ってくれている動物にも「頑張って」と声をかけたくなる光景でした。
1年生の皆さんは、できなかったことを指摘されることが多かったと感じたかもしれません。
でも、最初から何でもできるわけがありません。
この1コマの授業の中でも何度も練習するうちに、動きも言葉も連携も、ずっと良くなっていくのが見ていてわかりましたよ。
これからもコツコツと、できることを増やしていきましょうね!
【SNSフォローもお願いします!】