こんにちは。学生課の古本です。
今日は、動物看護・栄養管理学科2年生の実習のうち、動物の食事に関する授業についてをお届けします。
ご紹介するのは、動物がごはんを自力で摂取することが難しい場合の給餌方法の授業。
病気や術後などの理由で動物が自分でごはんを食べられない…という場面を想定した強制給餌の授業です。
お邪魔した授業では、流動食をシリンジで与える場合についてを実践していました。
固形のフードを流動状にする工程から学生たちでやっていきます。
しかも、その工程を変えたものを用意し、それぞれの違いも検証していました。
工程の違いで、作業のしやすさや仕上がりに差があるようです。
そうして出来上がった流動食は、同じ材料であっても固さや滑らかさが違ってきます。
さらには、「どの班の流動食が良いと思う?」と先生からの問いかけがありました。
シリンジに詰める時、動物に与える時にその答えが分かったのではないでしょうか。
実際にやってみないと分からないことがあります。
こうした経験が、みなさんの現場力につながっていくことを願っています。
座学で学ぶ知識と実習で学ぶ技術。双方を磨いていきましょう!