こんにちは。学生課の古本です。
今回は、河原アイペットワールド専門学校で行われたペット災害危機管理士®認定講座の2年生の様子をお届けします。
講座は、1年生同様に、外部からお招きしている専門の講師の先生による解説と試験がセット。
受験級は1つ上がって、ペット災害危機管理士®3級の資格試験に挑むことになります。
内容は、避難行動、ペット同伴避難の手順、避難所対応の知識などが中心です。
2年生たちにも、座学だけでなくグループワークの時間が入ります。
その出題は、被災時に自身とその動物がどう助かるか(自助)だけでなく、他人とどう協力して助かるか(共助)を考える内容に。
そしてはやり、制限時間つきでした。
グループワークを見て思ったのは「さすが2年生!」ということ。
短い制限時間を無駄にすることなく、テキパキと話し合っていましたし、講師の先生から発表を求められた時もスラスラと答えることができていました。
皆さん、やりますね!
ですが、2年生たちのグループワークはこれでは終わりません。
さらに、避難所についての出題もありました。
避難所に指定されている建物の見取り図をもとに、区画整理を考えるというもの。
避難してきた人や動物の居場所、お手洗い、届く物資の集積場、情報を掲示する場所、ゴミの収集場所などなど…避難所の区画割をしていきます。
しかも、出題の避難者の中には外国からの観光客なども含まれているようです。
どういうことが想定されるかを考えながら、区画整理に挑む2年生たち。
見取り図を指しながら「密集しすぎるのは良くない」とか「ここだとゴミの臭いが…」とか「情報は皆が見に来るから」などと、積極的に意見を交わしていました。
中でも、頭を抱えていたのは動物の避難場所。
動物たちに配慮をしたいところですが、人にも配慮しないといけません。
しかも、避難してくる人の中には動物が苦手な人、アレルギーのある人なども含まれます。
自分たちで考えた避難所の区画整理を発表する学生たち。
グループワークの後は、講師の先生から模範解答と解説がありました。
実際の避難所での話を踏まえた解説は、とても考えさせられたのではないでしょうか。
災害について、日頃から考えて備えておきたいものですね。
まずは、2年生の皆さんがペット災害危機管理士®3級に受かっていますように!