今年は早めに梅雨もあけました!猛暑日もありました!
こんな時に気になるのが、わんちゃんの『熱中症』です。
今回は認定動物看護師の渡部先生に、熱中症予防についてお伺いしました。
-わんちゃんの熱中症はどんなときになりやすいんでしょうか?
渡部(以下省略):やっぱり、暑い日の散歩のときは多いですね。日中に散歩に行かれることも多いと思いますが、地面とわんちゃんとの距離が近いので、照り返しや地面の熱で熱中症になってしまうことがあります。
-どういう症状になりますか?
明らかにぐったりしていたり、呼吸が荒い、体が熱い、フラフラしているなどの症状が出たら、すぐに散歩を中止してください。
-そんなときは、どのように手当てをすればいいんでしょうか?
まずは涼しい場所に移動してください。本来でしたら、すぐに動物病院を受診してもらいたいのですが、応急処置としては、家庭にある冷えたペットボトルや氷枕みたいなもので体を冷やしてください。そのときに肢の付け根など、大きな血管が通っている部分に当てるのがポイントです。
それと水をしっかり飲ませてあげてください。
-熱中症にならないためにどうすればよいですか?
やっぱり散歩のタイミングは気をつけてもらいたいです。日中の散歩だと、どうしても気温や地面の温度が高くなります。早朝や日が暮れた後など、人も動きやすい時間帯を選んでください。
それと、部屋の中でも熱中症の対策が必要です。なるべくエアコンのついている部屋で過ごさせてください。無理な場合は、扇風機を使用するなど熱がこもらないように気をつけてください。また、いつでも新鮮なお水が飲めるようにしてください。
わんちゃんは人と違って体が小さいため、気温の変化にも敏感です。散歩のときも、なるべく日陰を歩いたり、こまめに水分補給をするなど、わんちゃんの体調管理に気を配ってあげてください。
-わんちゃんも人と同じように熱中症になる場合があることを理解して、まずは熱中症にならないように気をつけていきたいですね。
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